今、AIを全く知らない人が勉強を始めたら半年後にどうなってるか?予測してみた
- yuki kato
- 4月11日
- 読了時間: 4分
◆ はじめに
「AIってよくわかんないままで大丈夫?」
…と、少し前の私は思っていました。
ですが今、声を大にして言いたいことがあります。
「知らないままでいた人と、なんとなくでも始めた人の差は、半年後にとんでもなく開く」と。
今回は「今AIにまったく触れていない人が、今日から始めたら半年後どうなっているのか?」を、私なりにリアル予測してみました。
対象は、特別な知識のない中小企業の経営者さん、フリーランス、発信者、個人事業主…つまり「普通の人」です。
◆ 前提条件
今回の対象は普通の人
ここで言う「AIを知らない人」とは…
・ChatGPTって聞いたことはあるけど使ったことはない
・生成AIとかニュースではよく見るけど自分には関係ない気がする
・ちょっと気になってはいるけど忙しいから後回しになっている
そんな方たちです。
でも実は、この層こそ、半年後の変化が最も大きいのです。
◆ 1ヶ月目
「とりあえず触ってみたけど、よくわからん…」
まずはChatGPTを開いて、何かを打ち込んでみる。
「ブログ書いて」
「SNSの投稿考えて」
「仕事のアイデア出して」
…すると、それっぽい文章が返ってきます。
でも、なんだか微妙。
「使えるのか?これ?」という感覚。
この時期はまだ人間のほうが早い気がすると感じやすい。
ここでやめてしまう人も正直多い。
でも、やめなかった人だけが次のフェーズに進めるのです。
◆ 2〜3ヶ月目
「便利じゃん、これ」ってなる頃
少し慣れてくると、ChatGPTへの話しかけ方が分かってきます。
・「◯◯っぽい雰囲気で」
・「ですます調で300文字以内に」
・「営業メールとして使えるように」
…など、ちょっとした工夫で出てくる答えが一気に変わります。
「こっちのほうが早いじゃん」
「これ、人間の下書きより優秀かも」
そう思い始めたとき、最初のブレイクスルーが起きます。
◆ 4〜5ヶ月目
「全部AIに下書きさせてる」+「ノーコードでAIを動かし始めた」
この時期には、こんなことが当たり前になっています。
・Xの投稿はAIに20案くらい出させて、そこから選ぶ
・ブログの構成はAIが作る。私は肉付けと推敲だけ
・営業メール、DM、問い合わせ文、LPの文章もAIベース
・資料作成は「イルシル」でテンプレ化
・業務マニュアルや社内掲示もAIに要約させる
そして、この頃から「Dify」や「Flowise」などを使ってノーコードアプリを作り始める人も出てきます。
最初は
・「PDFを読み込んで答えてくれるやつ」
・「顧客データに応じて提案してくれるチャットボット」
といった簡単なものから始まり…
気づけば「AIを活用する」だけでなく、「AIを仕組みに組み込んで動かす」フェーズに進んでいます。
もう、人の代わりじゃなく、自分の分身としてAIを育てている段階です。
◆ 6ヶ月後
「ビジネスの“型”とAIの型が繋がり始める」
この頃には「ただ便利なツール」というフェーズを超えて、AIが完全に「ビジネスの一部」になっていきます。
・自社のサービスをプロンプトに入れて最適化
・業種特有の言葉や訴求ポイントをAIが学習済み
・自分の“言い回し”や“ノリ”を再現してくれる
AIが“他人の言葉”ではなく、自分の言葉で喋りはじめます。
つまり「ビジネスの型」と「AIの型」がリンクし始めるのです。
◆ ここが分岐点
「考える力」も同時に鍛えた人だけが勝ち抜ける
ただし、ここで差が出ます。
・AIに全部やらせて鵜呑みのまま進む人
・AIのアウトプットを検証・改良しながら育てる人
この2タイプに、半年でとんでもない差がつきます。
AIはあくまで相棒です。
言いなりになるのではなく「使い方を考える力」がある人こそが、半年後に使いこなす側に立てるのです。
◆ 半年後にできていること(実例ベース)
では、半年後には何ができているのか?
・SNSはAI下書き×人の味付けで継続運用できている
・ブログは毎週更新(ネタ出し・構成・下書きはAI任せ)
・営業資料、企画書、見積書、LPもAIのテンプレから作成
・ChatGPT+音声読み上げでYouTube動画も制作可能
・アイデア出しや思考整理も“1人で完結”できるようになる
・業務マニュアルや社内資料も即作成・即共有
・Difyなどを活用し、社内向けAIチャットや業務ツールを自作できる
・新規事業の企画もAIと一緒に仮説設計が可能になる
「時間がないからできない」ではなく、
やりたいことをやる時間がようやく生まれてくる世界です。
◆ 私の結論
「1歩前に出た人」が半年後に得ている優位性
AIの世界は、今まさに「情報格差社会」です。
でも大事なのは技術よりも「1歩前に出る勇気」
少しだけ触れてみる。
意味が分からなくても続けてみる。
完璧じゃなくても動いてみる。
半年後には「情報を探す人」から「情報を創る人」に変わっている。
もし今「あの人たちは進んでる気がする」と思ったら、
彼らはただ1歩だけ先に進む選択をした
…だけかもしれません。
そして、その1歩を踏み出す番は、今のあなたかもしれませんよ!
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